未熟

先日のこと。いつものように職場からバイクで帰宅中、事故に遭いました。


黄→赤信号で停止して一拍したところに短いブレーキ音と共に後ろからドカン。追突です。
相手のスピードが落ちていたので人間は無傷、突き飛ばされて転倒したバイクの破損も自走できる程度。
同様の事故で大変なことになった例はいくつも知っていますので、とりあえずは運が良かったというところでしょう。


それにしても相手の言い分がちょっとひどい。
(1) 黄→赤という信号の変化は認識していた。
(2) 前にバイクがいること認識していた。
(3) でも、バイクだからそのまま通過していくと思った。
(4)自分は停止線で止まろうとしたのにバイクも止まったからぶつかってしまった。
いくらなんでもそりゃないだろう。こんな運転手がいたらバイク乗りは命が幾つあっても足りませんよ。


しかし法律的には相手に非があるといっても自分が当事者であることには変わりなし。
残念ながら「自分に過失の無い状況・100%相手の責任となる状況であっても、自分の周りに一切の事故を発生させない」という自分の目指す運転は実現できませんでした。


ノリックの事故の時もそうだったけど、この自分自身の経験で改めて分かった。
やっぱり安全にバイクを楽しむなら、ライディング技術を際限なく磨き上げるのはもちろん、常時それを最大限に引き出せるようにしていなくちゃ駄目だ。
仕事の疲れもあって停止したところで気を抜いてしまったのは確か。これが自分の未熟さ。
ブレーキ音が聞こえた瞬間に再発進するくらいの反応をするべきだったのでしょう。もしくはその前にミラーで後ろの車の速度がおかしい事に気づくべきだった。そうすりゃ自分も相手もお互い不幸にならずに済んだわけですし。


これで自分に足りないものを少しは認識することができたので、教訓として今後に繋げていくことにします。