シンデレラ千秋楽

17時頃に仕事が終わって、都庁方面からコマ劇まで走る走る。意地でも第1幕のラストシーンに間に合うように。何故かというと昨日の夜公演観劇後、シンデレラの靴が壊れたというハプニングについて話をしていると「舞踏会の最後に王子が靴を拾うシーンの靴だけは本当のガラスだよ。」と。え〜、3回見たけどそんなん全然気づかなかった。あのシーンは常にガキさんの表情と立ち姿に見惚れてたからな。。。そんなわけで、それだけは自分の目で確かめておきたかったので小雨の中を必死に走ってみました。着いたのはちょうど舞踏会が始まるところ。スーツ姿で汗だくになりつつも無事にガラスの靴を確認。これで心残りは無し。


休憩を挟んでで第2幕以降は落ち着いて観劇。アドリブが・・・すごいことになってた。継母&姉の3人組と伝令官&執事に加えてページ2人まで出てくるとは。それに王子まで。それでも締めるべきシーンはキチンと締まってるからアドリブも引き立って楽しいですね。


あとフィナーレの娘。曲を見ていたときに気づいたこと。本編ではもちろん愛ちゃんが女役でガキさんが男役。ところがフィナーレでの表情を見ているとそれが逆転しているようにも見えました。ガキさんが少女っぽい優しい表情で、愛ちゃんが真剣で凛々しい表情。二人ともスカート衣装なのですがもしも愛ちゃんがパンツ衣装ならばさらにそう見えたかも。なんかお互いに本編では抑えている本来の姿をここで発散しているような感じにも思えました。


さて最後の挨拶。宝塚の方々の挨拶で箙さんが久住さんだけを呼び忘れて「やっちまったなぁ〜」とこういうところでもやっぱり男役なんだなぁと思ったり、愛華さんが感極まって涙していたのが印象的でした。


そして5期2人はやっぱり涙。それだけの気持ちが籠もった演技だったんだろうし、それは見ている者にも十分に伝わりました。ちょっと無理しても千秋楽を見ることができて良かった。本当に5期推し冥利に尽きます。


娘。の皆さん、宝塚の皆さん、スタッフの皆さん、素敵な時間をありがとうございました。