レース結果

先週末のレース結果。


結局、チームとしてはライバルに敗北。でも個人的には次につながる結果を残せました。これも12番の女神様のおかげかな。



朝の4時に出発して現地着5時半。車検やら何やら終わって7時。しかしレースは午後・・・。まあそんなもんです。


午前中は同じ店から出る他のチームのピットサポートと写真撮影。序盤に1台が貰い事故で転倒。後半には2台がこれまた貰い事故で転倒。身内3台が全て転倒という有様。それを見たライバルチームの社長夫人はテンション下がりまくり。あなたがやる気を無くしたらこっちもつまらないんだけどなぁ。ってわけで一緒に参戦する昔からの仲間と一緒に茶化しながらテンション上げのお手伝い。


さて、日が高くなるにつれて気温も上がってきてレースにはちょいと辛いコンディションになってきました。70分耐久を1回交代なので一人35分の割り当て。早い段階でペースを掴まないと後半はだらけそうです。
とりあえずの目安としてラップ45秒台を常時キープ。去年の同コースでの参戦から改造クラスが上がったのでこれは必達目標。で、もう一つ上の目標は44秒台に入れること。
そして更にはライバルチームの第1ライダー(熟練レーサーなのでえらく速い)に周回遅れを喰らわない。自分が耐えれば相方が社長夫人を捕らえてくれるはずと。


まずは練習走行。実は前日にマフラーを交換するという荒技を使ったのでセッティングに不安が。なにせ一応「公道走行不可」なので自宅周辺ではそれほど堂々とセッティング作業するわけにもいかず。それでも色々と裏技を尽くした甲斐はあって良い感じにはなってました。前戦のノーマルマフラーに比べたら天と地の差がある速さ。これでテンションが上がってきました。


さあ本番です。


変速ル・マン式スタートの9番グリッド。駆けっこは苦手なので、ちょいと失敗して中盤位置の固まりで1コーナーへ。すると先頭集団3位くらいにライバルチームのマシンが見えた。グリッド後ろだったはずなのに・・・。どんなスタートダッシュ決めたんですか?

ペース違いの何台かをかわしながらキープすべきポジションを探す。すると2周目で45秒2。44秒台は十分に見えたのでポジションをキープしつつ色々と試すことに。ライバル車は既に見えない。あと1秒は上げないと周回遅れを喰らいそう。改善するとしたら1〜2コーナーと最終コーナーか。
まず1〜2コーナー。アクセル緩めるのをやめて全開のまま突入。そのまま2コーナーまで耐えようとするが前後サスが限界。当然のように何度か飛びそうになるのでちょっと緩めてバイクを立てる。ここら辺の我慢具合がミソか?
最終コーナー。とにかく脱出速度重視なはずなのでラインを試行錯誤。前回はもっと上手く回れた気がするんだけど、今回は今ひとつ納得がいかない。
そんなこんなで45秒台前半キープは全く問題無いが44秒台に入れられず、なんかマズイ予感が。


まずはトップマシンに周回遅れ喰らう。2コーナーの速度が明らかに違ってそのまま3コーナーの突っ込みでサクッと抜かれる。なんであんなに速度差があるんだろう?
そしてしばらくの後、最終コーナーで斜め後ろにライバル車の影が・・・。次周の3コーナー突っ込みで抜かれて周回遅れ。目標達成できず。


でもこのままでは癪に障るので、気合い入れ直して追走開始。観察しながら自分の悪い点を探す。やっぱり1コーナーで差が開く。もっと我慢が必要か。それと4コーナーでも大きく離されることが発覚。進入速度が違いすぎるなぁ。ここブレーキで突っ込む必要ないのか。
などとやっていたら、すんなり44秒台が出た。よかったよかった。その後もちょっとペース上がって順位も1つ上げてベストラップは44秒4で担当終了。目標は2/3を達成。この時点では8位だったみたい。


ライバル車はライダー交代時にトラブルがあったらしく、いつの間にか周回遅れが解消されてた。それならあとは相方がなんとかしてくれるだろう、と思っていたら大誤算が・・・・。
相方が今ひとつペース上がらない、マシンは調子良いんだから言い訳はさせんぞ・・・。そして更に社長夫人がだんだんと調子上がって結構速い! 差を詰めるどころか逆に広がってるじゃないですか。そしてあろうことか1コーナー進入で抜き去られるという屈辱。結局周回遅れ・・・。


終わってみると、参加17台中でライバルチームが8位、うちが10位。周回差1。ライダー交代のミスが無ければ2周差つけられてたかも。


前戦と違ってうちのマシンが仕上がったので純粋に腕の勝負にはなってるはず。ってことは、私がもっと腕を上げて第1ライダー同士の差を無くさないと駄目だなぁ。相方にも若い頃のキレた走りを取り戻してもらわないと。


それでも今回の成果はマシンが仕上がったことと、走りも1段階上げた先で課題が見えたことだな。
次戦も楽しみだ。