6H耐久

3連休初日の昨日、桶川で6時間耐久レースやってきました。



mixiで知り合った人の紹介でチームに入れてもらっての参戦。マシンはKSR-II。自分でも乗っているのでマシンの取り扱いには不安無しです。不安があるとすれば桶川の細かいコースをクラス入り乱れての混走だということ。


ところが早朝現地に行ってみると更に嫌な状態。軽い雨が降ったり止んだりで路面はウエット。レインタイヤ履いてるチームもあります。うちのチームはというと、晴れを信じてレインタイヤは置いてきたとのこと。うーん不安倍増。ウエットは大の苦手なのです。
とりあえず練習走行で数周走ってみる。マシン自体は凄く快調で自分のKSRとは全く違う伸びの良さ。しかしそれを打ち消して余りある路面の悪さ。細かいコーナーで旋回中にリアが滑る分にはさほど問題は無いのだけど、高速コーナーでフロントからズズッと外に流れていくのはいくらミニバイクとはいえ凄く怖い。完全にビビリが入ってしまいました。


少しでも路面が良くなってから走りたいので3人チームの第3ライダーにしてもらいましたが、レースが始まっても降ったり止んだりを繰り返していたので1巡目の当番はウエットのまま。なにが怖いって、レインタイヤ履いている連中とコーナーリングのラインがクロスするのが一番怖い。全然ペースを上げることができずに30分の当番終了。


しかし2巡目の当番を待つ間に天気が回復。日も差してきたので路面がどんどん乾いていきます。順位もギリギリ入賞範囲に着けているということでヤル気も出てきました。そして自分の当番2回目。レコードラインはドライ。そうなれば名誉挽回の為に気合い入れていきます。とはいっても自分の調子が上がってくるってことは周りもペースが上がってきますので、なかなかうまいようには行きません。明らかにペースは掴めてきたものの、納得できる走りとは言えないまま2巡目当番終了。


そして3巡目、もうすこしで4時間経過、ここからが勝負。とチーム皆が思っていたところで大トラブル発生。エースライダーが転倒してなんとタンクが破損、ガソリンがダダ漏れ


これはもうリタイヤか? と思っていたら、監督は諦めない模様。色々と手を尽くして応急処置。なんだかんだと約1時間を費やした結果、ガソリンを入れてバンクさせても問題無いことを確認。走行再開。残り時間は50分くらい。


3巡目としてラスト30分を担当させてもらいました。もはや順位はどうにもならず完走が目的なので無茶はしない。でも2巡目以上に自分のペースがどんどん上がっていくのが分かるので楽しくて仕方がない。いつも乗っている自分のマシンはいつも基本ほぼノーマルなので、今回のようにチューンUPとベストセッティングをしたマシンで走るのがこれほど面白いとは知らなかった。


そしてチェッカー。耐久レースのゴールはスプリントとは違った雰囲気があります。順位に関わらずやり切った感に満ちてます。結果は完走チーム中ビリ。まあ6時間の内1時間半は走れなかったんだから当たり前。ちょっと残念だったけど十分に楽しめました。


さて、次のレース参戦は11月末か。そろそろ自分のマシンをレーサーにすることも考えるかな。